Mjunpaの日記

京都の高校の数学教員です。何気ない高校生との会話に心が救われる今日この頃を綴っていきます。趣味の統計学も少しずつ放出していきますよ。

母比率にまつわる混乱?part2

 1学期も後半に突入し、高校生のみなさんとの会話も弾むことが増えて来ました。「先生ってJR△駅の北口ですか?」とか「先生ん家って、犬飼ってる?」など、やたらプライベートなことを聞かれます。まあ社交辞令なんでしょうけど…
 犬といえば、統計学の「95%信頼区間」の好例として東京都の医療機関が発表した「犬の飼育及び運動習慣の有無別にみた認知症発症オッズ比」を授業で紹介しました。それによると、「犬の飼育を通じた運動習慣や社会との繋がりにより認知症の発症リスクが低下する」とのこと。年をとったらワンちゃんに外に連れ出してもらうのがいいのかなあ...😉
 今回の統計レポートは、以前「母比率の検定」を取り上げた続きになります。比率と言えばベルヌーイ分布か…と今でも煩わしく思うところがあります。でも知りたいのは何個じゃなくて何%の方が多いんですよね~