Mjunpaの日記

京都の高校の数学教員です。何気ない高校生との会話に心が救われる今日この頃を綴っていきます。趣味の統計学も少しずつ放出していきますよ。

どうする?共通テストの選択

 勤務校の近くに風情のある小川が流れています。川に沿って歩いていると、とても清々しい気持ちになります。生徒のみなさんもお気に入りのようで、そのうち水浴びでもして先生に叱られるんじゃないかな?😁
 今年の高3生は大学入試が激変するため大変です。その一つに共通テストの数学の選択科目として数C「平面上の曲線と複素数平面」が入ってきますが、各校の対応はどうなんでしょう?私の勤務校では3年生文系クラスの授業でも取り上げています。
 当初、私も教科書で授業を進めるのがありがたいと引き受けましたが、現実は数学Ⅲを学ばない生徒にとっては負担が大きく、多くの生徒から「2次試験でベクトルと数列を指定されているので、そっちの演習をしてほしい」と懇願される始末…やはり理系の受験生用の選択科目なんですかね〜。
 とはいえ、若干名ですが「共通テストでも複素数平面を選択したい」という生徒もいるため、とにかく1学期中に基本事項を終わらせなきゃ!とこちらも必死で進めていますが、あちこちから悲鳴にも似た声が聞こえてきます。
 「受験科目の選択肢を増やすため」という理由で全体指導をするのが良いのか、数B「統計的な推測」の扱いで右往左往しているのと同じく、今後の指導の在り方について議論が分かれるでしょうね。🤔