Mjunpaの日記

京都の高校の数学教員です。何気ない高校生との会話に心が救われる今日この頃を綴っていきます。趣味の統計学も少しずつ放出していきますよ。

本物に触れる

 2月に入り逃げるように日が過ぎていきます。大学入試も大詰めの時期で、受験生のみなさんと接していると不安に押しつぶされそうになっているのが痛いほど伝わってきます。「安定してきたね」「うまく行くんじゃね」と励ますと微笑み返してくれます。少しでも気持ちが楽になってくれればと、思いつく限りの全力の激励を続ける毎日です。みなさん、自分を信じて進んでいきましょう。

 先日、「信頼性・保全性の数理」という本格的な品質保証の専門書が届きました。理論重視の古典的な内容でまさしく本物です。 大学で教えている友人が、かつて「学生には勧めにくいが、オリジナル本こそ読んでほしい」と言っていたのを思い出します。今では、イラストが豊富に入ったものやPC作業を意識したスキル重視のものがほとんどの中で、本物でしか味わえない旨味に舌鼓を打つ毎日です。(難しくて1日1ページのペースですが…)