Mjunpaの日記

京都の高校の数学教員です。何気ない高校生との会話に心が救われる今日この頃を綴っていきます。趣味の統計学も少しずつ放出していきますよ。

ベイズ因子による線形回帰モデルの評価

 春休みに入り、通知票の発送や指導要録作成等の事務処理に追われていますが、気持ち的には「あ〜令和5年度も終わりやな~」って感じでゆったり時間が流れています。高校生のみなさん、ちゃんと勉強してますかね?🙂


 最近読み出した「モンテカルロ統計計算」という本ですが、ベイズ統計学の基本に始まり、乱数、モンテカルロ積分MCMC…といった構成です。Rの実装例が豊富に織り交ぜてあり、理論的に難解な部分もありつつ、楽しい内容になっています。

 ベイズ統計学では、モデルの事後確率を用いてその妥当性を評価しますが、その基準の一つにベイズ因子があります。今回はその例として取り上げられている、線形回帰モデルの評価について、自分の中で少しスッキリできた内容をまとめてみました。ご意見等よろしくお願いします。