高校教員として、これまで多くの方々にお世話になりましたが、今年度で退職します。心残りはないといえばウソになりますが、一方でやり切った感もあります。これまで関わった高校生のみなさんや諸先生方には、沢山の楽しい思い出をいただき、心から感謝しています。m(_ _)m
途中退職する人って大変だなと他人事のように考えていました。いざ自分がそうなってみるともちろん不安はありますが、一方で家庭や自分自身に十分目を向けることができる安心感もあり、何とも複雑な心境です。
最後のホームルームでは学年末の成績の確認と大量の配布物を終わらせた後、最後のメッセージとして「fast alone,far together 」というアフリカのことわざ?を贈りました。「速く行くなら一人で、遠くまで行くなら一緒に」…進路目標に向けて遠い道のりを行く高校生にとって、示唆に富む言葉だと思います。みなさん、どうか互いに支え支えられる人間関係を大切にしてくださいね。
かくいう私も、愛する家族はもちろん、お世話になった多くの方々、そしてともに数学を学ぶ人達の存在のおかげでここまで来れたと思います。これまでの出会いに感謝しつつ、新たなスタートを踏み出したいと思います。😊